小児歯科
0歳~おおよそ15歳くらいまでの口に関わる診療、虫歯治療、予防治療を行っています。
健康な歯と美しい歯並び、正しい咬み合わせを獲得することは、お子様が将来に渡り健康で豊かな人生を歩む上で大変重要なことです。
出来るだけ低年齢からしっかりとした管理・治療が必要であり、それが私達の役割だと考えています。
安心のキッズスペースを完備
診察ユニットの隣にキッズスペースも完備しており、親子での治療も安心して受けて頂くことが出来ます。
年齢・性格を考慮して、お子様の気持ちに寄り添った治療をできるよう工夫しております。
お子様の咬み合わせのために
お子様の咬み合わせがほぼ完成するのは14~15歳くらいです。
しかし、多くのお子様はこの年令に達した時には既に問題があることが多いです。
一番大切なことは、この年令に達した時に虫歯や歯肉炎のない綺麗な歯並びになっていることです。
今からできるケアを大切に
歯の生え始める1歳半頃から、遅くても最初の永久歯が生えてくる5歳くらいまでにケアを開始することが理想的です。
もし5歳くらいまでに虫歯が出来てしまっていれば、しっかり治して原因となった生活習慣を改善し、効果的な予防処置を行い、これから生えてくる永久歯を虫歯にしないようにします。
さらに、歯磨きや食生活習慣を中心とした、虫歯や歯周病にならないための自己管理をきちんと出来るようにお手伝いし、咬み合わせや歯並びに問題があれば、あごの成長発育などを利用して自然な形で改善します。
一般歯科
虫歯の予防修復、根(神経)治療、歯周(歯肉・骨)治療、顎の病気や異常の治療を行っています。
歯科治療は、治療開始が早くなればなるほど歯を削る量を減らすことが出来ますし、虫歯・歯周病を軽度の状態で食い止めることが出来ますので、違和感を覚えたら早めにご相談下さい。
最も多い歯のトラブル
虫歯治療について
虫歯の治療はごく初期の段階を除いて虫歯になっている箇所とその周囲の歯を削り、その部分に詰め物を入れる(または被せ物を被せる)という治療が行われます。
症状が進めば進むほど削る量も多くなり、大掛かりな治療になってしまう上に再発リスクも高くなってしまいます。
かけがえのない自分の歯を長く使うためにも、早期発見、早期治療を心がけることが大切です。
歯周病治療について
歯周病とは歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)に歯周病原菌が入り込んで毒素を出し、歯茎や歯槽骨など歯周組織を破壊していく病気です。
痛みが無いため感染しても自覚症状が無い場合が多く、気づいた時にはもう歯がグラグラしているという状態も珍しくない、とても恐ろしい病気です。
正しいブラッシング方法を知ることで、歯周病を予防することができます。
歯周病に多い症状
歯周病とはどういう症状なのか、自分とはは無関係と思っている方も、次の項目でセルフチェックしてみてください。
一つでも当てはまった方は歯周病の可能性があります。少しでも違和感を覚えたら、歯周病検査や予防措置も兼ねて早めにお越しください。
歯ぐきの色が赤い
歯がグラグラする
不規則な生活をしている
歯磨きの最中に出血しやすい
口臭が気になる
起きた時に口の中がネバネバする
歯と歯の間に隙間ができている
歯石がつく
冷たいものが歯にしみる
歯が下がってきた気がする
歯ぐきが腫れることがある
歯ぐきから膿が出る
歯周病の進行
歯周病に痛みはありませんが、進行状況に応じて歯茎の腫れや口臭などの症状が出てきます。
歯と歯肉の間に歯垢がたまっていき、次第に歯ぐきが赤くなり腫れてきます。
歯ぐきに炎症が起き、隙間が3~5mmと大きくなっていきます。
歯垢(プラーク)がたまった状態が続くと、さらに歯と歯ぐきの隙間は大きくなり、歯ぐきの炎症がひどくなります。歯周病菌が歯周組織に潜入し、歯槽骨や歯根膜も破壊され始めてしまいます。
炎症がさらに拡大し、歯槽骨も半分以上まで破壊が進み、歯ぐきがブヨブヨになったり、骨が溶けて歯が揺れるといった症状が出てきます。一度骨が溶けてしまうと残念ながら治療を行っても元の状態に回復することは難しいです。
歯周病の治療
歯周病治療では、歯周病の原因である歯周病菌を口腔内から取り除き、歯周ポケットの改善を促します。
日々の歯磨きなど患者様自身の手で行う「セルフケア」と、歯科衛生士や歯科医師が専門の機械を用いて行う「プロフェッショナルケア」の2つにより、プラーク(歯垢)や歯周病菌の住処になりやすい歯石を除去します。
プロフェッショナルケアでも歯周ポケットの改善が見られなかった場合は、歯周ポケットの内部にまでプラーク(歯垢)や歯石が付着している可能性があります。
特殊な機械を使った治療や、歯茎を切開する手術などにより改善を図っていきます。
歯周病についてよく知り、予防することが大切です。
また、歯周病はお口の中だけではなく、糖尿病や心臓病などの全身疾患や、早産・低体重児との関連性が報告されています。歯科医院での検査、歯周病菌や歯石の除去を定期的に行い、生活習慣を改善することで、お口だけでなく全身の健康を守ることができるのです。
入れ歯
保険診療では見た目や快適さに限界がある症例でも、保険外にて特殊な装置や材料を使用することにより対応致します。部分入れ歯や総入れ歯の治療を始める前に、保険診療か、保険外の自由診療で受けるかを選択していただきます。
保険の入れ歯と保険外入れ歯の相違点は、保険診療の場合は費用負担が少ないこと、自由診療の場合は入れ歯材料の選択肢が広がることが代表的なメリットです。
どちらが適しているかは、患者様一人ひとりによって異なります。
保険入れ歯の特徴
人口歯とベース(床部分)の素材は、各々プラスチック(レジン)製となります。部分入れ歯のクラスプ部分(留め具)は金属となります。
床の素材がプラスチックとなることで、強度の関係から一定の厚みが必要となります。
保険外入れ歯の特徴
保険内の入れ歯と比較すると、素材の選択幅が広いのが大きな特徴です。プラスチック以外の素材で製作されるので、強度が強い、違和感も少ない、熱伝導率が高いなど多くの利点が挙げられます。
さらに、部分入れ歯の場合、保険入れ歯のクラスプ(留め具)よりも目立ちにくい物を選べます。保険入れ歯に比べて、患者様のご要望に対応できる幅が広いです。
当院では詳しく患者様のご意見、ご要望をお聞きしてから治療致します。
一人ひとりに合った治療法で、患者様のお口の健康をサポートさせていただきます。